恐らくあなたが言っていた狼の少年は俺だ 俺も幼少の頃、同じ記憶を持っている (頭はまだ上げないまま、自分の過去を話し始めて。忘れかけていた記憶を手繰りながら、怪我させてしまったことを謝罪して。それと同時に、記憶の中の彼女に会えたことに嬉しく思う自分がいることに戸惑って)