…そうか、それは嬉しいな。 ( たとえその言葉が嘘だったとしても、そう言葉をかけてくれること自体が此方としては嬉しいことだ。そもそもこんなに会話をする相手がいなかったのだから。そう心の中で思いながら上記のことを言い、目を伏せながら微笑む。 そして貴方が注いできた柚子とミントの紅茶を飲みながら暇そうに肘を机につき見合い話の資料をペラペラと捲っていく。)