匿名さん 2023-08-22 20:24:32 |
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…はい!
( “待っている”と言われると、自分が必要とされているように思えて思わず張り切ったように声が出てしまう。すぐさま咳払いをして会釈をすると、早く荷物を運び終えてしまおう、と廊下を進む。
突き当たりにある部屋に入ると、今まで使った事のないほど広くて上等故に、本当にここで良かったのだろうか…なんて思うが、一先ず床に荷物をおき、クローゼットに服をしまい込む。
ベッドのそばにあるサイドテーブルに1つの写真立てを置くと、それを少しの間眺めては、ジャケットと手袋を着用し直し厨房へ。
しばらくすると、ティーポットとカップを乗せたトレイを持ち、主の部屋の扉をノックした。)
主様、お飲み物をお持ちしました。
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