アリスは男子高校生(〆)

本当？よかったぁ(相手が喜んでくれると、安堵して、甘さを覚えておこうと思いつつ自分も食べ始めて)

俺有栖の料理のためなら早起き出来るなぁ（相手のご飯を食べながら、時々食事をおろそかにしてしまっていたがそれをせずに済みそうと笑いながら言って）

そんな事言われたら、もっと千咲と住みたくなっちゃう(相手が起きられるなら作ってあげたいと思い、住みたくなるから言ったらダメだと言い)

大人になったらだなぁ（相手が住みたくなるというと嬉しそうにしながら、まだだろうと思って大人になるのが楽しみになりながら言って）

早く大人になりたい！(昨日と違い、駄々は捏ねないが、不満そうにむすっとしながら大人になりたいと言い)

後数年すれば大人だなぁ（相手が不満そうだと思い頬を突き「その間はその間で楽しいだろぉ」と言って頭を撫でて）

そうだけど、千咲と暮らしたいもん(相手の手に擦り寄りつつ、早く相手と暮らしたいのだと言い)

卒業したらすぐ住みたいよなぁ（相手の願いはもっともだが今は多分無理だろうと思い少し残念そうにしながら擦り寄る相手を撫でて）

ねぇ、卒業したらすぐ住もう？(相手の手に擦り寄りながら、卒業したら一緒に住もうと言い、上目遣いで見つめて)

うん！いいぜぇ（相手が上目遣いになると満面の笑みで頷き「楽しみだねぇ」と言って）

うん！(相手が頷いてくれれば、嬉しそうに笑って、食べ終わり、時間も少し経っていたため、「そろそろ行く？」と尋ねて)

そだなぁ行こう（相手の言葉に時計を確認すると良い時間だろうと思って頷いて）

楽しみだね(相手の手を握り、引きながら家を出ては、楽しみだと言い)

うん～（相手に手を引かれながら映画館のある場所に向かって）

千咲、ポップコーン食べる？(相手の腕に抱きついて歩きつつ、あまり行くことの無い映画館に、ワクワクしていて、ポップコーンを食べるか尋ねて)

俺チュロスも食べてみたい（相手の言葉に少し考えてから映画館で食べるチュロスも美味しそうと思って）

あ、チュロスいいね！(相手の言葉に目を輝かせて、「でも、大きいから食べずらいんだよね…」と呟き)

そうかぁ？（大きいだろうかと首を傾げ「俺が半分でも食ってやるぜ？一個半だな」と目を輝かせて）

いつも、途中でもういいやってなっちゃうんだ(自分としては大きく感じ、途中で諦めちゃうのだと言い、相手の提案に、「俺の食いかけでもいい？」と尋ねて)

いっぱい食べてるならもちろん（相手の言葉にそうなのか…と思いながら頷くと「一口サイズのチュロスとかってスーパーにあるよな」と言って）

あ、そういえばあるね(相手に言われ、そういえばあったなと思い出し、そう言い、「あれって美味しいのかな…」と呟き)

食べたことねぇなぁ（食べた記憶がないため少し考えてから「今度食べるかぁ」と言って）

どっちにしようかなぁ…(映画館に着き、チケットを出せば、ドリンクなどの書かれたメニューを見て、チュロスの味がプレーンとチョコがあり、どちらにしようかと迷い)

チョコ～（相手が悩んでる間に自分はチョコが食べたいと思ってチョコと言ってから飲み物は真剣に考えて）

千咲はチョコにするの？じゃあ、プレーンにしようかな(相手がチョコにすると言うと、それならプレーンにしようと思い、飲み物をアイスティーにしようと決めて)

やったぁ俺２種類なぁ（相手がプレーンを選びと満足そうにし「じゃあ俺コーラ」と言って注文して）

じゃあ入ろっか(店員からドリンクやチュロスを受け取れば、ワクワクとした笑顔で言い)

おー！（相手の言葉を聞いて満面の笑みで頷くとチケット2人分を店員さんに渡してスクリーンの番号に沿って中に入って）

？千咲、このソファーみたいになってる席はなに？(普段あまり来ることの少ない映画館にワクワクとながら番号の部屋に入ったが、カップルシートを見ては、相手に尋ねて)

ソファーで見れる席だなぁ（相手の視線を辿ってカップルシートを見ると、普通に友達でも使う時があるので「一応カップルシートらしいなぁ」と言って）

カップルシート…(相手に教えてもらい、改めてカップルシートを見ては、ここなら相手とくっついて映画見れるなぁと考えて、とりあえず席に座ろうと思い、予約していた席に相手と共に座り)

俺映画が始まる前の映画予告好きだなぁ（相手と席に座ると、まだ流れていないが予告を見るのも好きだと言って目を輝かせて）

色んな映画の予告がやってて、面白いよね(相手に同意するように頷いて、｢あと、電気が少しづつ消えて真っ暗になる時もワクワクして好きだなぁ｣と言い)

いいよなぁ今から始まりって感じ！（相手の言葉に大きく頷いてから「音なるし、先に食うかぁ」とチュロスを齧って）

そうだね、食べよう(相手の言葉に頷いて、自分もチュロスを食べては、久しぶりということもあり、より美味しさを感じ、幸せそうな表情で、軽く足をばたつかせていて)

他の人の迷惑になるからダメだぞ（相手が足をばたつかせるとそう言って軽く注意をしながら自分も食べて）

あ、ごめんね（相手に注意されても、きょとんとしたが、すぐに足が動いていることに気付き、慌ててやめ、｢ありがとう、千咲｣と言い)

べ、別にぃ（相手にお礼を言われると嬉しいが当然のことだというふうに装いたくて赤くなりながらそっぽを向いて）

ね、千咲の一口ちょーだい？(自分のチュロスを食べていたが、チョコも食べたくなり、強請ってみて)

いいぜ（相手の言葉に、開いていた口を閉じて相手に差し出して「中にもチョコが入ってて美味しいぜぇ」と言って）

…ん、ほんとだ、美味しい(差し出された相手のチュロスを一口齧ると、相手の言う通りチョコも美味しいと思い、素直に美味しいと言い、｢ありがとう｣とお礼を伝えてから自分のチュロスを食べ)

どういたしまーして！（相手の言葉に嬉しそうに笑ってからまた自分のチュロスを食べて）

…あ、始まるみたい(チュロスを食べていれば、暗くなり始め、そう言ってはワクワクしているらしく、目を輝かせていて)

楽しみだなぁ（相手の言葉に頷きながらこっそり「チュロスいらないってなったら俺に言えよぉ」といって）

うん、わかった(相手の言葉に、笑顔で頷き、 スクリーンを見つつチュロスを食べていて)

…（無意識にチュロスを食べながら映画に釘付けになっていて）

…(映画を見ていれば、あの子可愛いななどと考えては、目を輝かせていて)

…ふぁ（少し飽きてきて欠伸をしながらも飲み物やチュロスを食べ、チュロスを食べ終えると少しじっとして）

…千咲、お願い(チュロスを食べつつ映画を見ていたが、3分の1程度残ってしまい、相手にチュロスを渡しつつ、小声で言い)

んにゃ、いただきぃ（相手の声掛けにハッとしてから相手からチュロスを受け取ると嬉しそうに笑って早速食べて）

…千咲、映画つまんない？(相手の様子から、映画が面白くないのだろうかと思い、尋ねてみて)

おもしれぇけど…俺じっとするの嫌いだから（相手の言葉に否定しながら。じっと大人しく見るのが苦手なのだと言いながら少し申し訳なさげにして）

そっか…(相手の言葉で納得するも、なんだか申し訳なくなり、しゅんとして、｢ごめんね、映画見たいなんて言って｣と謝り)

んーん内容は面白いから（相手が謝ると首を横に振って否定し「だから安心して見て」と言って前を指さして）

！…うん(相手の言葉に安心し、微笑みながら頷くと再びスクリーンを見ては、すぐに目を奪われていて)

…（チュロスを食べながら相手と少し話したからかまた大人しく観て）

…！(さすがに映画館だからと声は出さないものの、主人公の言動にリアクションをしてしまいながら楽しんでいて)

…（楽しんでいる相手を見つつ映画を見るとあっという間に終わってスタッフロールが流れて）

…面白かったぁー(そしてエンドロールも終わり、明るくなれば、伸びをしながら面白かったと言い)

だなぁ！（相手が面白かったと言うと頷きながら「じゃあ出るかぁ」とゴミを持って外に出て）

うん！(相手の言葉に頷いて、鞄を持つと、少し残っていたアイスティーを飲み干しつつ出ては、置き場に置いてから映画館を出て)

名残惜しいけどそろそろ送る（相手と映画も見れたため、そろそろ相手を家に帰した方がいいと思いそう言って「一応友達のところだから俺が途中まで送るなぁ」と言って）

…うん(少し寂しげにしつつ頷いて、相手の手を握りつつ、家へと向かい)

明日学校でいいもの渡すから（相手が寂しげになるとそう言って「だから明日期待してろよぉ」と笑って）

いいもの？(相手の言葉に首を傾げつつ言い、明日もらえるのかと思えばワクワクしてきて、目を輝かせて、何をくれるのかとあれこれ考えて)

多分喜ぶ…とは思う（相手に期待されると少し自信がなくなって苦笑しながら「まぁ、なんだろなぁ程度で期待してて」と言ってから家が近づいたのでここでバイバイしようと提案して）

うん、楽しみにしてる(相手の言葉に笑顔で頷いて、そう言っては相手にキスをして、「…また明日ね、千咲」と言って手を振り)

ま、また明日…（相手にキスをされると驚きながらも頷き、逃げるように家に帰って）

…ただいま(相手と別れ、家へと入り、リビングにいた母にそう言うと、なぜ泊まったのか、誰の家にいたのかと怒られ、しゅんとしながら聞いていて)

…喜ぶかなぁ…（相手へのプレゼントとしてパンフレットとあの映画のキーホルダーを買ったが果たして喜んでくれるかと少し呟きながらベッドに横になってダラダラとして）

…ごめんなさい(しゅんとしつつ謝れば、母は買い物に行くと言って出て行き。「あんな怒んなくていいじゃん…」と不満げに呟き、部屋に戻ると鞄を置いて)

…あの世界だったら自由だったのになぁ（前世と今を比べるとどこかつまらない毎日だし相手はなんだかかわいそうだと思ってため息を吐いてから明日の用意をして）

…あ、カップケーキ作るんだった(ベッドにゴロゴロと寝転んでいたが、相手にあげるためにカップケーキを作ろうと思っていたことを思い出し、部屋を出るとキッチンへ行き、作り始めて)

ふんふん（相手に明日も会えると思うと嬉しく思いながらお腹が空いてきたため冷蔵庫を見て）

仕上げにこれを書いて…完成！(カップケーキが焼き上がれば、チョコペンで"EAT ME"と書いては冷蔵庫に入れて)

いただきまぁす（料理を作る終わるとそれを食べて、満足するとお風呂に入り、相手がいないからかシャワーだけ浴びてベッドに入って）

カップケーキ触らないでね
クラスの人に配るから(丁重にラッピングしたカップケーキを冷蔵庫に入れて、母にそう伝えて、ワクワクとしながら夕食や風呂を済ませ、明日の準備をしてから眠りについて)

うにゃぁ…眠い（ぐっすり眠ると翌朝少し早くに目が覚めて学校へ行く支度をして）

…よし(いつもの時間に起きれば、朝食を食べ、制服に着替えれば、冷蔵庫からカップケーキを鞄に入れて、ご機嫌な様子で家を出て学校へ向かい)

あ、有栖（学校へ向かう途中で相手を見つけて駆け寄ると相手に抱きつき「これあげる」と相手にパンフレットとキーホルダーを渡して）

わっ！？(相手に抱きつかれると驚いて、渡されたパンフレットとキーホルダーを見ては、「これ、昨日の映画のだ…！いいの？」と嬉しそうに目を輝かせて言い)

気に入ったぁ？（相手の反応に嬉しそうにし「大事にしてねぇ」と言って）

うん、すっごく嬉しい！(相手の言葉に頷き、嬉しさから相手に抱きついて、「ありがとう、千咲！」と言い)

どういたしまぁして！（相手の言葉に嬉しそうに笑みを見せてから「一緒に行こ」と手を繋いで）

そうだね、行こ！(パンフレットとキーホルダーを鞄に入れれば、相手の手を握りながら歩き始め、行こうと言い、「そういえば、千咲も仮装するんだよね？何するの？」と尋ねて)

教えたらつかんねぇだろぉ（少し考えてからそう答え「有栖が教えてくれたら教えるけどなぁ」と言って）

むぅ、けちんぼ(相手が教えてくれないことに、不満そうにむすっとしながら、けちんぼと言い)

ケチで結構～（相手の言葉にニヤニヤと笑いながら「俺は当日の楽しみに取っておいて欲しいだけだしなぁ」と言って）

じゃあ、今日見れるんだね(相手の言葉に不満そうにしたが、学校に着けば着替えるため、見れるんだと思えば嬉しくなり、ワクワクとしていて)

そゆこと～俺も有栖の格好楽しみ（そう言っていると学校につき「じゃあまた後でなぁ」と教室に入って）

また後でね(相手と別れるのは少し寂しかったが、そう言い、自分も教室に入り、着替えてと言われると、衣装やウィッグを受け取れば、空き教室に行き、着替え始めて)

どぉ？（女子たちが作った紫と黒のボーダが入った猫耳フード付きの服を着ると周りに歓声が上がり、自慢げな顔をして）

…さすがよ、アリス
すごく可愛いわ(着替えを確認する為に全身鏡が置いてあり、それで確認しては、満足気に言い、教室に戻っては、全員から可愛いや完成度が高いと自慢げにしていて)

えぇ、看板とかめんどぉ（看板を持たされ、宣伝するように言われると不満げにしながらも渋々持って）

千咲、びっくりするだろうなぁ(相手にはまだ見せていないため、ワクワクとしながら呟き、「今日の文化祭、頑張ろうね」とクラスメイトに笑顔で言い)

有栖いるぅ？（暇すぎるため相手の教室を覗き、相手がいないかと尋ねて）

はぁい！(相手が来ると、嬉しそうにしながら返事をして駆け寄り、相手の格好を見ては、「誰が呼んだのかと思えば、不思議の国からの訪問者だわ！」とあえて女の子口調で言い)

…アリス？（相手の格好を見た瞬間にそう呟き「有栖がアリスなら、ワンダーランドに帰れる？」と言いながら相手を見つめて）

…猫さんと一緒なら(相手に聞かれると、微笑みながら帰れると答えてみて、ふと思い出したように自分の鞄を漁ると、カップケーキを取りだして、「はい、ワンダーランド風のお菓子だよ」と言いながら相手に渡して)

俺帰りたい（カップケーキを相手から受け取ると小さく強い呟きながらも笑顔を見せ「美味しそうなのありがとぉ」と言って）

…じゃあ、ワンダーランドの入口探しちゃう？(帰りたいと聞けば、そう言って、相手に抱きついて、｢文化祭より、そっちの方が面白そうだし｣と言い)

！いいなぁ（相手の言葉に目を輝かせ「アリスってどうやって来たの？」と尋ねて）

うんとね…お喋りする白いうさぎさん追いかけて、穴の中に入ったよ！(相手の質問に思い返しては、そう答えて、｢でも、そんな穴ってあるのかなぁ…｣と呟き)

まずあの白うさぎがいねぇとなぁ（相手の言葉にそうだったのかと思いながら少し笑って）

猫さんが一緒じゃだめかなぁ(相手の言葉にうさぎがいなくても、相手がいるだけではダメだろうかと考え。そんな自分たちを見ては、｢お前ら、文化祭どうする気だよ｣と言い)

どうだろなぁ（相手の言葉にそう答えてからどうせないと諦め「取り敢えず文化祭楽しむかぁ」と呟いて）

…そうだね(相手の言葉に頷いて、相手から離れては｢可愛いアリスのお客さんになってね、チェシャ猫さん｣と言い、笑顔を見せて)

…そういや何するんだ？（相手の格好を改めてみてから果たして相手のクラスはなんだったかと首を傾げ「寸劇？」と尋ねて）

この教室見てわかんない？(相手の言葉に首を横に振り、教室を見てわからないかと尋ねては、｢俺のクラスはコスプレ喫茶だよ｣と言い)

こすぷれかぁ（相手の言葉に納得して頷き「俺のところとちょっと似てるねぇ」と面白そうに言って）

俺のとこは撮影出来ないけどな(相手の言葉に、楽しそうに笑いながら言い、ハッとしたように｢いらっしゃいませ｣とお姫様がするようにスカートの端をつまみつつお辞儀をしながら言ってみて)

どぉもぉ、何があんの？（相手のシフト時間なのだろうかと思いながら何が売ってるのか尋ねて）

うんとね、オムライスとかね、色々あるの！(相手の手を引きながら、席に案内して、そう言ってメニューを渡して)

じゃぁ…んー、オムライス（相手がメニューを見せると少し考えながらオムライスにすると言って）

わかった！飲み物はいらない？(注文を書くためのメモ帳とペンを取り出しては、オムライスと書いては、飲み物を尋ねて)

じゃぁお茶かなぁ（飲み物は軽くでいいと思って頼むと「お願いねぇ」と言って）

じゃあ待ってて！(メモ帳にお茶と追加で書くと、そう言って奥に行き、キッチン担当の人にオムライスとお茶を頼んで)

…んにゃ？いいぜぇ（待っている間に女子生徒に話しかけられて写真を撮って欲しいと言われてニィッと笑いながら応じて）

…できた(オムライスが出来ると、ケチャップで『だいすき』と書いては、お盆にオムライスとお茶を乗せて、ワクワクとしながら運んでいたが、相手が女生徒と話しているのを見て、自分の方がと思ってしまい、むすっとしつつ、｢おまたせ、オムライスとお茶だよ｣と声をかけつつオムライスとお茶を相手の前に並べて)

ありがとう～（相手がくると女子生徒に向ける笑みとはまた違う嬉しそうな笑みを見せ「じゃあ俺ご飯だからぁ」と言って）

私の方が絶対可愛いもん…(不満そうにむすっとしながら、女生徒より可愛いと呟いて)

？なんでぇ？（相手がなぜ張り合っているのかと不思議に思い「当然だろぉ」と素で言いながらオムライスを食べて）

！えへへ(相手に当然と言われると、少し恥ずかしさは感じたものの、嬉しそうにふにゃりと笑い、他の客に呼ばれればそちらに行き、対応して)

ん…ん？うん、うまい（相手が去ると、美味しいかと相手のクラスメイトに尋ねられたりしながらご飯を堪能して）

あ、えっと…(笑顔で対応していたが、身体を触られ、困ってしまっていて)

…なぁ有栖、そろそろ一緒に回ろぉ？（満足していると相手が困っている様子なのでそばに行き、後ろから抱きつくとそう言って相手に触れてる輩を睨みつけて）

！う、うん…(相手に抱きつかれると、よかったと安堵して、｢ごめんね、私に触っていいのはこの猫さんだけなの｣と照れ笑いながら言うと、その客は相手に睨まれてか大人しくなり)

下心がありすぎるなぁ（相手を触ってきた奴にあっかんべーとしながらそう言って頬を膨らませて）

いくら私が可愛いからって、女の子の身体触るなんて失礼よ！(勝手に触られた事が嫌だったらしく、女の子の口調で不満を言っていて、クラスメイトに先程の事もあってか、相手と回ってこいと言われ、嬉しそうに相手に｢行こう、千咲！｣と言い)

アリスも笑って誤魔化すんじゃぁなくて他のやつ呼べよなぁ（相手がアリスの時のように思えながら、助けも呼んだ方がいいと言ってから頷き、一緒に回り始めて）

仕方ないじゃない、あの人が急に触ってきてびっくりしたのよ！(相手に注意されれば、ぷっくりと頬を膨らましながら言い、相手の腕に抱きつきながら、色んな出し物を見ていて)

ぜってぇ女って思われてそうだなぁ（相手と出店を回りながら綿飴に目が行ったり林檎飴に目が入ったり焼きそばに行ったりとウロウロとしてしまって）

体は男だけど、中身はアリスだもん(どこか自慢げに、アリスなのだから中身は女の子だと言い、わたあめが目に入ると、「千咲、一緒に食べよ？」と言い)

食べる～（相手に提案されると目を輝かせて頷き「俺も中身猫だもんなぁ」と笑って）

すみません、ひとつ下さい！(綿飴の屋台まで行くと、そう注文しては、綿飴を買い、「じゃあ、猫さん、アリスと綿飴食べよ」と笑顔で言い)

うん～（相手の言葉に頷くと相手に引っ付き「俺は優しいからアリスが少し大き食べていいぜ」と言って）

ありがとう、優しい猫さん(相手の言葉にくすっと笑いながら、そう言って、近くのベンチに座り、一口綿飴を齧っては、幸せそうな顔をして)

昨日チュロスもらったからなぁ（そう言いながらベンチに座ってから賑やかな様子を眺めて）

俺のも食べてくれてありがと(相手がチュロスについて言うと、嬉しそうに言い、相手にわたあめ向けながら「わたあめ、おいしいよ！」と言い)

ん…（相手がわたあめを差し出してくれるとそれを食べ始めて）

ずっと千咲といれて嬉しい(ふにゃりと笑いながら、そう言っては、わたあめを頬張り)

俺もぉ！（相手の言葉に嬉しそうに微笑むと自分もだと言ってから相手にもたれかかって）

わっ、もぉ…(相手が凭れてくると、少し驚くも、幸せそうな声で言い、相手の髪を撫でつつ、わたあめを食べ進めて、「次どこ行く？」と尋ね)

アリスが選んで（綿飴を食べれて満足したため相手の行きたいところがいいと思い言って）

んー…どこがいいかなぁ(相手に自分の行きたいところでいいと言われ、どうしようと考えて、食べ終えれば棒をゴミ箱に捨てて、「思いつかないし、見て回ろう」と言い)

うん（相手についていきながら何があるのかとウロウロと見回して相手と逸れそうな位置にいて）

…あれ？千咲は？(好奇心から気になったものをフラフラと見たりしていれば、相手とはぐれてしまい、不安そうにしながら、相手を探すようにキョロキョロとして)

おー、こんなのもあるのかぁ（ヨーヨーすくいを見て目を輝かせて相手にしようと言いかけたがいないことに気づいて）

…今、人探してるの(相手と逸れてしまったことに不安になり、探していればナンパをされ、そう断りをいれるも、しつこさに「アリスの恰好してるけど、俺は男！」と言って振り切り)

いや、俺もアリス探してんの…（女子生徒や遊びに来た女性と思われる人に声をかけられると興味なさげにそう言いながら相手を見つけて満面の笑みで相手の方へ行って）

千咲ぁー！(相手を見つければ、嬉しそうに駆け寄りながら名前を呼び、抱きついて、「もう、どこ行ってたのよ、心配したのよ！」と女の子口調で言い)

俺も探したもん（相手の言葉にぷくっと頬を膨らませてから「あれしたい！」とヨーヨーや射的を指差して）

ヨーヨーと射的かぁ、いいね！(相手がしたいと指差した方を見ては、そう言って)

しょーぶしよ（相手がいいと言うとそう言って早速ヨーヨーのお店に行って）

いいよ！勝ったらどうする？(相手の勝負に頷けば、賭けをどうするか尋ねて)

んーじゃあ勝った方はなんでも命令していいよ（相手は賭けを言い出すとそう言って構えてから一発当てるものの景品は落ちず）

！絶対勝たなきゃ(相手の言葉に、そう呟いては自分も構えては、どれにしようかと悩むものの、お菓子を取ろうと思い、構えては撃ち、運良くも一発で取れれば嬉しそうに喜んで)

！…（相手が一つ落とすと出遅れたと思いながらも、どうしても猫のぬいぐるみが気になってまた狙うも、少し動いた程度で）

難しいよぉ…(今度は少し大きいものを狙おうと思い、みていれば、白うさぎのようなぬいぐるみを見つけ、狙って撃つもののかすりもせず)

…うーん、あと一発か（相手の様子を見ながらそれなら分けを狙おうと思いお菓子を当てて倒して）

なんで取れないのぉ？(もう一度狙い、当たるものの倒れず、泣きそうになっていて、もう一回と思っていたが、今のが最後だったことに気付き、しゅんとして)

…もっかい！（相手が悲しそうだと思ってねこのぬいぐるみも欲しかったが相手が狙っていたものを当てようと思い、もう一回して３回めでゲットをすると相手に渡して）

！…千咲、ありがとぉ(相手に取ってもらえば、パァっと顔を明るくさせ、嬉しそうにぬいぐるみを抱きしめて)

どういたしまして（相手が嬉しそうならいいやと思って微笑んでから「じゃあ次ヨーヨーしよう」とすぐ横のヨーヨーを指して）

そういえば、勝負は、俺はお菓子だけで、千咲はお菓子とこの子だから、千咲の勝ちだね(相手と共にヨーヨーの方に行き、やり始めては、ふと思い出したように言い)

俺は追加でしたからおあいこ（相手の言葉にお互い一個ずつだと言ってからお金を払い「ヨーヨーは好きなの取れるからなぁ」と言いながら青色のヨーヨーを取ろうとして）

あ、紫色にしよっと(どれにしようかと考えていれば、紫色が目に入り、嬉しそうにそう呟き、慎重に取ろうとしていて)

…あ（慎重に行動するのが苦手だからか水に浸してしまったのか切れてしまい悲しそうに肩を落として）

取れたぁ！(慎重に引っ掛けていれば、取ることができ、嬉しそうにして、まだ切れていないため、「千咲、青色だよね？取ってあげる」と言い、再び慎重にやり始め)

いいの？（相手が慎重に始めをと目を輝かせながら、邪魔しないよう見守って）

あっ…！(慎重にしていれば引っ掛けられたものの、もうちょっとで取れるという所で切れてしまい、残念そうにして、「千咲にあげたかったのに…」と呟いて)

まぁ気持ちだけで嬉しいぜぇ（相手にとって欲しかったが、それよりも相手が撮ろうとしてくれたことが嬉しかったためそう言って微笑んで）

うぅー…もっかいやるっ！(相手にあげたいという思いから、もっかいすると言い、もう一度やり始めて)

がんばれぇ有栖（相手の様子を見て嬉しくなってそう言いながら横でじっと見つめて）

…(真剣な顔をしながら、慎重に取っていて、取れれば嬉しそうにして、「千咲、取れたよっ！」と言い、嬉しそうな笑顔で相手に渡して)

やったなぁ！（相手が取れると嬉しそうにし「せっかくだし他のも取って欲しい！」と相手に勧めて）

うん、いいよ！(相手に他もと言われると、嬉しそうに頷き、「千咲、どれがいい？」と尋ねて)

んーあの赤！（じっとみながら赤色がいいと言って指をさして）

赤だね、わかった！(赤と聞き、了承するなり、狙いを定めるようにじいっと見てから慎重に取り始め)

…（相手の取っている様子を眺めながら相手を応援して）

…！(慎重に取っていれば、なんとか取ることが出来、嬉しそうにしては、｢千咲、取れたっ！｣と言い)

有栖すげぇな！（相手が取れると笑顔を見せてから抱きつき「さすがだなぁ！」と喜んで）

わっ、えへへぇ(相手に抱きつかれると驚くも、すぐに嬉しそうに笑い、｢千咲、次どこ行く？｣と尋ねて)

有栖が決めていいぜ（ご機嫌だからか相手に判断を委ね「食べ物でも遊び奴でもなんでも」と言って）

んー…(相手に決めていいと言われると、どうしようかと考えては、「どこか食べ物屋さん行きたい！」と伝えて)

じゃあいこぉ（頷いてから相手の手を引いて、どこだったかと思いながら食べ物を売ってるブースに行こうとして）

うんっ！(嬉しそうに手を握り返しながら歩き)

何があるかなぁ（綿飴などの甘いものや焼きそばなど様々なものに目を輝かせて）

…あ、たこ焼きだ！
見て、ロシアンたこ焼きだって！(何を食べようかと考えていれば、たこ焼きとともにロシアンたこ焼きというのを見つけ、面白そうだと思い、相手にそう言い)

面白そうだなぁ！（ロシアンたこ焼きというものは知っていたため面白そうだと目を輝かせて相手に聞かずにすぐ買ってきて）

ふふ、せっかくだし、どこかで座って食べよ(相手が買ってくると、つい笑みが零れてしまい、そう言って)

うん！（相手の意見に賛成すると座れそうなベンチがあったためそこに座り「じゃんけんしよぉ」と言って）

うん、いいよ！(自分もベンチに座ると、相手の提案に頷き)

じゃんけんぽん（相手が手を出すと早速じゃんけんをし「俺負けだから先なぁ」と言って）

うんっ！(相手が先と言うと、ワクワクとしながら頷いて、｢はい、お箸｣と言って割り箸を渡してあげ)

ありがとう（相手から箸を受け取ると一つを掴んで食べ「あ、あちっ」と熱さに驚いて）

！大丈夫？(相手の様子に自分もびっくりして、心配そうに言い、「いっぱいフーフーしてね」と言い)

ありふも…にゃ…（相手にも気をつけてといいながら食べると「でも美味しかった」と言って相手に渡して）

そうだね、じゃあ食べるね(箸を受け取り、ひとつ取れば少し冷ましてから食べると、美味しく嬉しそうにして)

有栖も当たりかぁ（相手が当たりだったとわかると嬉しそうにしてから自分はどれを食べようと迷って）

千咲、どれにする？(相手に箸を渡しつつ、どうするのか尋ねて)