匿名さん 2023-04-29 15:14:24 |
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…っ!?あ、あぁ…おやすみ…。
( 嬉し涙で泣きじゃくる相手を泣き止ませ、そして部屋に帰してこれで一件落着…と思っていたところにふわりと抱きつかれると突然のことで目を見開いて。相手は今、レースの下着に帯を結んでいない浴衣という薄着の格好で、それ故に相手の柔肌の感触がダイレクトに伝わってくる。その官能的な感触にまたも本能が叫び声をあげるともう我慢ならんと力任せに抱き返そうとして。しかし相手はどうやら就寝の挨拶をしただけのつもりのようで、パッと離れていつものように花のような笑顔を浮かべながら部屋を出ていけば、足音で相手が遠ざかっていくのを確認してから長く大きなため息をついて。こんな調子では相手と過ごす上で、いったいいつまで相手に手を出さないでいられるだろうかと先が思いやられる。ひとまず、この短い時間で煽られてしまった熱情を自身で慰めてから眠りについて。翌朝、いつもの生活サイクルで目が覚めると、まずは顔を洗ってから部屋を出て。広い屋敷はしん、と静まり返っており、椿はまだ起きていないようだと思えば、まだこの屋敷に来て間もないため勝手がわからないだろうと気遣えば台所で2人分の朝食を作り始めて。今朝の献立はトーストにベーコン、目玉焼きといったシンプルなもの。目玉焼きとベーコンが焼かれる音をBGMに、フライパンにひいたバターが焦げる香りが屋敷に漂い始め。 )
( / こちらこそ、採用してくださってありがとうございます! / 蹴可 )
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