匿名さん 2023-04-29 15:14:24 |
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……っ!?な、なにを…!?
( 一体どうしたのだろうか。部屋に虫でも湧いていたのだろうか。たしかにあの部屋は長らく誰も使っていなかったが、定期的に呼ぶ家政婦業者に掃除をさせていたはずだがと呑気なことを考えていると目の前の相手が急に浴衣を脱ぎ始めればいきなりのことで目を見開いて。そしてその浴衣の下には椿を美しく艶やかに飾るレース下着が隠れており、その黒い生地と相手の雪のような肌の対比が実に美しく、どこか卑しさも感じるそのデザインとガーターベルトに男心がくすぐられて。どうやらこの下着は華の粋( 余計 )な計らいらしく、あのお節介焼きめ…!と恨むが今は目の前のことをどうにかしなくてはと切羽詰まって。"初めて""好きにしてほしい"と、男の醜い欲望を駆り立てるようなセリフと甘ったるい声で誘惑されると、こんな美しい女の誘惑など誰が耐えられるのだろうか、あっさり悩殺されてしまい。いや、自分は人形で下衆な真似をしている友人たちとは違って高潔なのだと言い聞かせるも、本能が今すぐ目の前の雌を食らえと叫び、その右手はレースに飾られたひどく柔らかそうな豊満な乳房に伸びていき。しかし、寸でのところでぴたりと手を止めればどうやら本能に打ち勝ったようでその両手で己の頬にパン!ときつけをすれば床に広がった浴衣を相手の肩にかけてその肌をすこしでも隠して「 椿、君はもう遊女ではないんだ。だからそんなことはしなくていいから、もっと自分のことを大事にしなさい。 」と相手がどれだけの覚悟と今日1日で芽生えてしまった恋情を抱えてやってきたことなど知るはずもなく、相手が急にこんな行動をしたのはおそらく花街育ちの遊女故の義務感からなのだろう。なのであれば、もうここは花街の外なのだから気にしなくていいのだと、優しく諭すように相手の瞳を真摯に見つめながらそう言って。 )
( / 了解しました!では、そのようにさせていただきます!心を開くと仰られていますが既に全開なのでは…。
まだ先の話になりますが、椿様渾身の誘惑に耐えきってしまったため、どうやって結ばれるように持っていくかが想像できません…。 )
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