匿名さん 2023-04-29 15:14:24 |
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( 相手の釘を刺すような言葉に聞く耳など持っていないのか、気にせず背中を押して、寝る支度を勧める。二人とも部屋を出て、観念して微笑みながら明日の外出に備えて浴場に向かう相手にこちらも笑みを返しながら手を振って見送って。そうして短い修羅場はこれにて一件落着。すると、今まで気が張っていたためかリラックスした途端にどっと疲れが押し寄せてきたような気がして、自室に戻れば沈み込むようにベッドにダイブして。明日はあそこに行って、それからどこに行って。それからそれから…と今のうちから計画を立てているうちに意識は夢の中に沈み込んでいき。翌朝、眠りについたのも遅かったためか、カーテンの隙間から日差しが差しても一向に起きる気配がなくて。 )
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