匿名さん 2023-04-29 15:14:24 |
通報 |
……直政様の、お着物姿が…、格好よくて。
いつもは洋装をしていらっしゃるから。お着物姿も素敵です。
( えへ、と少し照れたようにはにかみながら素直に自分の思った気持ちを吐露しては薄桃色染まった両頬にいじらしく手を添えて。いつもおうちだと和装の方が楽なのかしら、だなんてこれから知っていけるであろう彼の一面をまた新しく頭の中にメモをしては、自分の小さな呟きにも優しく寄り添ってくれる彼の暖かさになにだか鼻の奥がつんとするような心地を覚え。「 …直政様の好きな物を、たくさん教えてくださいまし。そのお料理から、頑張ってお勉強いたしますから。 」と自分も両手をそっと合わせつつ、彼が言ってくれているように少しずつではあるが彼のおうちのことを全て自分が任せられるようにとまずは主人の好みを知ることから始めようと。いただきます、と深々頭を下げては自分もお土産のメンチカツをひと齧りすれば、じゅわりと広がる肉汁と実に歯ごたえのある衣に目を真ん丸にして。と、彼から今日一日のことを聞かれればむぐむぐ咀嚼してごくんと飲み飲んだあとに「 お掃除がとても楽しかったです!この御屋敷はとても広いので、すごくお掃除のしがいがあるの。それからお部屋が沢山あるので、ここは何かしらって想像して開けるのも楽しかったです。 」 と、にこ!と本当に楽しかったのかうふうふ微笑みながら答えて。狭いところをちまちましていくよりも広い箇所を掃除するというのはなにだか全ての動きが大仰になって、それから広いお家なので途中からどこかお城探検のような気持ちにすらなったらしくその瞳はきらきらと輝いていて。 )
トピック検索 |