後は…いや、なんでもない (彼女の優しさに絆されたのか、自分の好きな物を言おうとしたのを止めて。食事なんてしている暇があるなら仕事をしてきた生活をもう何年も続けている為、食事に時間を割く意味が最近は分からなくなっていて。楽しそうな彼女を見て首を傾けてしまって。これまでの秘書は仕事以外のことはしなかったのが多かった為に、何故ここまで俺に対して構うのか分からずにいて。目的地に着いたのを窓から確認して) …ここか