匿名さん 2023-03-24 20:11:47 |
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でも、──…ハンバーグ?
( お弁当を作ったのはあくまで玲ちゃんのアドバイスのおかげで、変わらずしゅんと床を見つめていた視線だったけれど一つの提案によって、ぱ、と上がっては一度双眸を瞬かせながら反芻する。それからは瞳には希望が灯ったように活力を取り戻すと、ぐ、と胸の前に握った両手の拳を持ってきて「ぜひ、そんなことでよければ…!」と、ふんすと意欲を漲らせて。さて、そうは言ったもののできたてを食べてもらえるタイミングなんていつあろうか。それこそ都合よく料理に関する仕事が来るほか、彼の住むマンションに押しかけて作るか事務所に呼び寄せるしか思い浮かばない。重箱ではなかったといえど、お花見弁当から一時間も経っただろうかのタイミングでは今この場で作るなんて案も考え及ばずに、窺うように小首を傾げ )
全然構わないんですけど、えっと…いつがいいですか?
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