匿名さん 2023-03-24 20:11:47 |
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──……い、生きててよかったあ~!
( これが現実であると確かに耳にしたなら、脱力するように彼の腕から手を離すと双眸は横線に、唇をはわわと波線状にして、喜びを噛み締めるようにスマホを両手で胸に抱き。彼女のアカウントはもちろん前々からフォロー済みだったけれど、今日まで数万人いるフォロワーのひとりにしか過ぎなかった自分が、まさか相互フォローになれるなんて。きらきらと嬉しさ滲ませながら彼女に向き直り「ありがとうございます…!」『いいえ~、こちらこそ!フォローしてくれてて嬉しい』と彼女が笑みに花咲かせていると、出番を知らせに来たらしいスタッフが扉をノックし声を掛ける。『あ、もう行かなきゃいけないみたい。二人に会えてよかったです、また一緒にお仕事しましょうね!』と席を立ち、またね~と大きめに手を振り部屋を出て行く彼女の背を「ぜひ!お仕事頑張ってください…!」とぺこぺこ頭を下げつつ、少し手を振り返してみたりなんかして見送って。扉が閉じられ一瞬、部屋内に訪れた静寂。くる、と彼の方へと向き直れば、今回の件の改めての謝意を頭を下げ伝え。私欲に満ちたアシスタント希望だったけれど、無事邪魔なくできただろうか。そろりと頭を上げながら窺い見て )
逆巻さん、ほんとうに、わたしを同行させてくれてありがとうございました…!夢みたいでした。けど…わたし、少しは役に立ててましたか…?
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( / 綺麗に纏めきれなかったので次こそ〆レスにしますね、ぐだぐだですみません…! ※蹴り推奨 )
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