匿名さん 2023-03-24 20:11:47 |
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……、へっ?
( 冗談混じりに吐いた言葉をふんわりと肯定されれば、驚嘆と喜色に満ちた一音を、頬を一瞬で染めながら零す。けれど視線も、最後の一画の文字の丸みも合わなければ嘘だと気付くには時間は掛からず、小さく頬を膨らませ言及しようかとしていたところに扉のノック音が響いて共に注意はそちらへ。扉の向こうから現れた彼女とついに対面すると、緊張が解れたこともあり今はただ憧れでどきどきと胸が高鳴るのを感じて。〝アシスタントの永瀬〟で紹介を預かり、今はアイドルではなくただの女の子。『若~い、(専門)学生さん?よろしくお願いします』と向けられた笑みに、昔テレビで観て興奮したあの感情が思い出されるようにぶわっと高まり瞳を煌かせて「はい…!よろしくお願いします!」と深々と頭を下げ。可愛い、美人!それになんだかいい匂い…と憧れのアイドルに会えて胸がいっぱいになったところで顔を上げては、早速アシスタントとして案内した先の椅子を引いたり、ケープを用意したりと最初の雑用を着々とこなして )
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