匿名さん 2023-03-24 20:11:47 |
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?さか──…っひゃ、…っ!
( 合図を受け小さくこくりと頷いては、次に来る衝撃を覚悟して──いたけれど、背中に伝わるのはちょんと置かれた指先。あれ、と強く瞑っていた双眸を開け振り向こうとした時、そのままするすると背中を滑りだす指先の感覚の擽ったさに、びくっと肩を揺らしながら声を漏らす。思ってたのと違う。何か書いているのだろうけれど、擽ったさで全く分からないでいては、ふるふると震え堪えている途中、滞りなく滑らせていた指先が離れ一瞬ほっとしたのも束の間、再び滑りゆく指先に「っ…ふ、ふふ」と笑い声漏れる口元に持っていた紙を寄せて堪え。漸く指先が離れたなら、ほっと安堵するけれど擽ったさや予想外の行動には突っ込まずにはいられなくて、振り返れば堪えていた笑みを解放するようにころころと笑いながら指摘すると、冗談混じりに小首を傾げたそこにはすっかり緊張の色はなく )
…──あははっ、くすぐったかった~!普通は背中をぱーんって叩くとこじゃないですかっ、もう、びっくりしたあ。…で、なんて書いたんですか?「好き」?
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