名無しさん 2023-03-14 22:16:00 |
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(/ えぇ……?
そんな感性を持っている本体様の方がずっと素敵ですよ!!(ムンっ)
やった!ありがとうございます!
やってみたかったんです!!
え、まさかのサラ?リゼちゃんの方じゃなくて???)
─────────
【サラ=クリスタリス】
私の、言葉では足りなかった。届かなかったと言う事ですか………。
っ……ぁ、カリムさん…。良かった、無事そうですね。
(日頃から大変な人だと思っていた。それだけの事が出来る人なんて世界単位で見てみてもひと握りだけ。多くの国を巡り、多くの人と触れ合ってきた自分だからこそそれが分かる。いくら実力を隠してきてもそれ以外で彼は素晴らしい人なのだと何度も思い、あの日だって彼を認めて、素直に賞賛した。だが、それだけでは彼は納得出来ず、心の穴も塞がらなかったという事だろう。
別に、それが悔しい訳では無い。
ただ、自分が好きだと言っておいて、その意中の人の言葉を信じないとはどういう了見なのか。
あの日も今日も、力づくで自分に好き放題しておいて、こちらの話は聞かないし、自分に快楽というものを体に直接叩き込み、それをした人物が彼が初だと彼もわかっているのに、不安になるってどういう事なのだ。
力が入らず、寒気が凄い。目眩までしてきたせいで彼に持たれていないと体勢が維持できないからか、普段なら思わないような自己中心的な事をグルグルと考える。
なんか………物凄く悔しい。
自分だけ彼にコロコロ掌で転がされて振り回されてとっても悔しい。多分、今の自分は目が据わっているだろう。だって、そうでは無いか。
世界から見ても有名なサーカス団のただ1人の踊り子である自分にあれこれ好きに触って翻弄して、自分が満足したら良しなんて、悔しい以外の何がある。
そんな事がフツフツと頭の中を占めた時に、聞き慣れた声がし、顔を上げれば遠くに飛ばされた筈のカリム達。怪我をしていないか、戻って来れないのではないかと不安だったが良かった。思わず安堵して肩から力が抜ける。
戦力が揃った。あとは彼を──彼の後ろにいるブロットの化身を何とかすれば彼のオーバーブロットが止まるのだとオクタヴィネルの寮長達の言葉を聞く。
攻撃したくても、自分と彼が邪魔でブロットの化身に攻撃出来ないのだと考えて、彼を見上げる。
彼の視線は前を向き、カリムに向かっている。
ブロットの化身は彼の背後にいるが、基本は背後にいるだけ。
彼が座ったりしてもその体勢を変えないことから、寝転んだらブロットの化身のみがその図体を晒すのだろう。そうすれば攻撃しやすくなる。彼が元通りに戻る。それなら───。
まず、物凄く恥ずかしいのを我慢する。その後にカリムとオクタヴィネルの人達にだけ見えるように隙を作るからその隙にとハンドサインを送ったあと、自分を抱える彼の頬へと手を伸ばし、自身の両手を彼の両頬へと添える。
そのまま、彼を押し倒すように床へとなだれ込みながら彼の唇に自分の唇を重ね)
【ジェイド・リーチ】
おやおや………。
方法はともかく、今のうちですね。
(ハンドサインを見た後カリムやアズール達とアイコンタクトを取ったあとに彼女のする事を見送っていればまさかの方法に、思わず感心して顎に手をやりながらも笑いながら上記を呟き。
何はともあれ、これでブロットの化身のみが攻撃の的に出来る。今のうちにとブロットの化身目掛けて攻撃魔法を放ち攻撃を始めて)
【レオナ・キングスカラー】
おいおい、人がせっかく慰めてやってるのにチャラいとは言うじゃねぇか。
それに、顔が真っ赤なの隠れてねぇぜ?
耳と喉と尻尾は…と言うより、体は正直なのにな?
ハハッ、案外可愛い所もあんじゃねぇか。
(本当に何となく、疲れているだろうから労いにと思って頭を撫でたら、なんて可愛い反応が帰ってくるのだ。いつもは減らず口を叩いて反抗的な行動に出るというのに、これはこれで可愛らしく、いいモノがある。
ますます牙が疼く、我々はネコ科だ。雌の項を噛むと言うのがどういう事なのか彼女もわかっているだろう。思わず口を開けて笑ってしまう。
自覚したのがさっきとは言え、これは良い。甘くも中毒性のある毒でもあり、蜜でもある。
抜けられる気も辞められる気も全くしない。
頭でこれなのだ、他はどうなのかと好奇心と加虐心が疼く。
頭を撫でていた手をそのまま後頭部へ、そして後頭部を通り過ぎ彼女の項に触れると指先でなぞるように、擽りつつも何か違うと思わせるようなそんな触れ方で項を触れれば、ツゥ……ッと項から背筋を撫でて反応を伺い)
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