After Recording（〆）

（ 注文受け取りを無事に終え、踵を返し微かに足取り軽く厨房へ。お絵描きオムライス2つをお願いしコーラを注ぐグラスを用意しブラックコーヒーを淹れるカップを選び始めた。カップは種類が豊富で、ご主人様に似合ったカップを選んでいると近くにいるメイドたちが己の近くに寄ってきて「初ちゃん、良いなあ。あのご主人様たちにお給仕するなるだなんて、抜け駆けだよ！」と小声でヒソヒソ、彼ら二人はどうやら、メイドたちの目の保養になっているみたいで。「ご主人様を待たせるわけにはいかないでしょう？抜け駆けじゃないってば」と返し、彼らを遠目で眺め。honeyに来るご主人様、お嬢様はいろんなタイプの人たちが居るがその中でも彼らは雰囲気の良い感じだと思い、あの人に似合うカップを選びコーヒーを淹れ、コーラをグラスに注ぐ。作り終わってた料理とペンとなるケチャップを銀のトレイに乗せ、カウンターの隅にある鏡で己の顔をチェック。口角を上げ、にっこりと笑いトレイを両手で持ち彼らのテーブルに。注文された料理をテーブルに置き、二人のご主人様の顔を覗き込んで問いかけるも数種類ある絵をどれにしようかと思案して。）

お待たせしました、ご主人様たちの「お絵描きオムライスとドリンク」です。
お絵描きはこの「初」がしても良いですか？

（／ スカウトですね、こんな娘で大丈夫かなと思いつつもドキドキしています。食べ終えて帰るときにドアまでお見送りをしようかなと思っています。その時に、お声と名詞をという流れはどうでしょうか？優柔不断で悩み間をとった形にしてみました、ご検討くださいませ。）