After Recording（〆）

僕も大丈夫です。追加は……まあ、考えておきます。
（わざわざ後ろを見せるために一回転してくれた相手に「ありがとございます」と言えば、どこか使えそうなものはないかと思案する。たった今見た後ろ姿、特にその中のリボンは中々良いアピールポイントになりそうである。今度の衣装に取り入れようかと考えていると、いつの間にか注文の確認に移っており。 知人が「それで大丈夫だよ、追加も特にないかな」と話すのを見て、自分も何かないかと考えてみる。これと言って追加の物も思い浮かばなかったので、一旦保留という形で答えて。 待ち時間で今の音楽市場をリサーチしようとしたが、知人が「最近はどんなアイドルが人気なんだ？」と尋ねてきたため、少し考えてから分野別に人気アイドルの名前と、それぞれのアイドルの説明をし始める。何も見ずに話していることから昨今の流れは全て把握していることが分かるだろうが、知人はそこまで真剣に話すとは思っていなかった為に「分かった分かった、もう大丈夫だから」と慌てて止めに入る。不完全燃焼と言うふうに微妙な表情を浮かべるが、先ほどの女性の笑顔が営業スマイルというよりは本心から笑って接客していたように感じて何となく印象に残っており、小さく彼女の源氏名を呟いて）
「初」さん、か…


（/ありがとうございます…！スカウトまでの流れとして、店を出る前にスカウトするか、店を出てから七星さんが退勤するまで待ってスカウトするか、もし二つから選ぶならどっちが良いでしょうか…他にも案ややりたい展開などがあれば教えていただきたいです、よろしくお願いします）