名無しさん 2023-03-06 19:04:24 |
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「あぁ、要といる方が楽しそうだし。それに、そっちの事は気にしなくて大丈夫そうだから」
彼の問いかけにきょとんとして、すぐに会得がいったように頷いて。
彼に伝えるつもりはないが、一緒に逃げることを選んだ時点で追っ手が来ることは分かっていて。
かつての仲間だとしても…否、仲間だったからこそ、遊び甲斐があるだろうなんて胸を高鳴らせ。
「だから、その分楽しませてよね、ハニー」
彼の言葉に頬が緩むのを感じて。
締まりのない顔で笑いかけて。
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