「俺も要といっぱい思い出作りたいな。楽しいことも嫌なことも全部大切にしたい」 例え苦しい思いをすることになっても、1つの思い出として懐かしむことができる日が訪れると嬉しいと思いながら、彼の言葉に頷いて。 自分にとって任務は欲を満たす遊びのような面もあって、後ろ暗い気持ちが生まれたことはなかったが。 この先、好きな彼と楽しい思い出を重ねていけるなら、そちらの方が何倍も満たされるような気がして。