花詠み 2023-02-26 13:52:45 ID:f4a4a17f9 |
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【用語的なもの】
ー花憑きー
御花に寄生されたヒトのこと
御花の種類や量は個人差があり、多いほど宿主の負担が大きくなる
健康であればあるほど、綺麗で美しい御花が咲く
御花は淋しがり屋なので、基本的に花憑きは脅威的な再生能力と不老を得る
花憑きが自ら命を絶つか、御花が花憑きとの生活に満足すれば解放される
御花と契りを結ぶ代償として、花憑きは生殖機能を失う
つまるところ、行為自体はできるが子どもを作ることはできなくなる
それ故に、その血は貴重とされ多くの者を惑わせてきた
ー花衛ー
花憑きから血を分け与えられ、その生涯を花憑きに捧げるヒトのこと
花憑きが天寿を全うするまで消えることは許されない
身体機能を1つ捧げる代わりに、並外れた身体能力を1つ得ることができる
ヒトには扱いが難しい力を得るが故に、御花は花衛を慎重に選ぶ
選ばれなかった者は、血を分け与えられた後に命が尽き、選ばれた花衛は、花憑きに身も心も強制的に捧げさせられる
花憑きが選べる花衛に制限はなく、御花が許せば何人でも持つことができる
ー御花ー
ヒトに寄生する花のこと
何処からともなく小さな種を飛ばし、対象の傷口に入り込むことで寄生する
ヒトの他に、動物に寄生する事例も確認されている
実在する花にそっくりだが、あくまで似たような何かであるため、既存の色以外の彩りがある
ー重杯ー
花憑きを裏切った花衛に行う儀式
稀に、契りを結んだ花憑き以外の花憑きに魅了されてしまう花衛がいることから生まれた儀式
御花の成分をたっぷり含んだその血は、2度も口にすることは許されない劇薬
裏切り者には重杯を
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