通りすがりさん 2023-02-20 13:13:32 |
![]() |
通報 |
>91
>キール
「ふふ。僕はねぇ、人間をだらしなくさせちゃうお仕事をしてるんだよ。」
(キールの方を見て、妖しげなウインクを一つ、穏やかな表情とは裏腹の妖艶さは、人を惑わせる時、そしてそれを暗示するかのように「こんな風に」と自身のゆらゆらとした尻尾を、キールの日傘を持つ手に絡ませる。もちろんキールが解こうと思えば解けるほどの易しい力加減で。モヴィは仕事をするとき、いつもこのモードに切り替わるが、今は少年との楽しい時間なので、すぐに戻り。尻尾は絡ませたままで)
「坊やはいつもお城で何してるの?」
(普通の笑みで聞いて)
>キール
(アリサは吸血鬼に詳しくない。吸血鬼は血を飲み、いくつか弱点がある。その程度の情報しかないので、このキールおにいちゃんがどれほど追いかけるのが速いとか、どれほどの身体能力があるのとか全く分からない。このさい知るいい機会かもしれない、相手がカウントを始めたとき、アリサは背を向けてまず普通に走って、相手から離れて行って)
>カイム
「…?なにそれ、私は……」
(彼の呟きを耳が拾って、アリサはこの悪魔さんは何を言っているんだろうと思った。鏡の国?そんな場所、魔界にあっただろうか、と思いつつ。自分のことを言おうとしたとき、アリサは少し止まった。その後すぐに「死人のアリサ、だよ」と付け加える。始めて自分の肩書きを言った。もちろん、何も間違ってない。実際、自分は死んでいて、誰がつけたのか知らないアリサなのだから)
>カイム
(欲深な相手にモヴィはとても興味が惹かれた。ここまで強欲な相手は生まれて初めてだ。モヴィは楽しくて、ついまた酒を一気飲みして「マスター、おかわり!」と機嫌よく言い。意地悪な笑みを浮かべながら、水臭いこと言う悪魔には「ご親切にどうも。でも、出会いなら今ここに…君が!」とカイムを指差して、ニッと明るく笑い。)
「…もっとお話ししたいなぁ、ダメ?」
(首を傾げて相手に問う。これはナンパではない、モヴィはなんとなくだが、相手に自分と似たような境遇を感じていて)
トピック検索 |