( ふっと優しい息を洩らしたのを返事に代えると、以降は黙々と夕餉を食べ進め。あっという間に完食してしまえば両手を合わせて食後の挨拶を述べ、器を台所へと運ぶ。茶の間へと戻る道すがら、子猫の眠る段ボールの前に屈み込むと丁度薄く目を開けたところで ) ……ん、良い匂いにつられて起きたか?