主 2023-01-25 22:43:22 |
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>5 ユーイン
……!?悲鳴…?た、助けないと!
( まるで警戒心丸出しの動物であるかの様に辺りを何度も見回していれば聞こえてきたのは穏やかな日常では聞く事などある筈の無い、絹を裂くかの様な高い金属音にも似ていると言える甲高い女の悲鳴。この館も聞こえてきた悲鳴の主も此処に住まう住人にも心当たりが無い、此処に自分から赴いた記憶も無い、全てが戸惑いと恐怖の種であるにも関わらず、響き渡った悲鳴を無視する事など出来る筈がなく立ち上がろうと足を動かして体を持ち上げしゃがみ込む様な体勢に。ふと、廊下の暗闇の奥から聞こえてくる足音に気付けば硬直したかの様に体が固まり。ふと暗闇の奥から現れた姿に絶句した、村では目にすることがある筈の無い動物“虎”の様な耳と尾をその身に生やした大きな体躯の男。何よりも自身の恐怖を駆り立てたのは、その口元を濡らしたぬらぬらと妖しく光る朱殷の液体ではなく、全ての生き物の頂点であるかの様な金色に輝く瞳の色。その瞳を見た瞬間、カラカラに渇いていた口の中にある筈の無い唾液を飲み下す様に息を呑む。恐い、本能的に溢れる感情をただただ耐えるも、赤く染まった牙を覗かせその口から飛び出した何とも親しみ深い明るくも思える言葉とその表情を彩る笑顔。数回瞬きする中、自身の思考を巡らせれば自分が居るのは何故かは分からぬものの他人の住まう館。やはり他人の館での自分は不法に進入したと思われても仕方の無い現状、先ずは礼儀を、とその場に正座すれば頭を下げて下記を述べて。 )
すみません!俺、アランっていいます。故郷の村で畑仕事をしてた筈なんですけど、気付いたら此処に居て…。本当に、故意でお邪魔した訳じゃなくって、何か本当…すみません。
(/参加の許可とお返事有り難う御座いました!不備など!まさか自分がお相手して頂けるなんて夢にも思わず、返事を書く前から胸が高鳴って大興奮している次第です!ユーイン様とお話出来る事、凄く嬉しいです!了解致しました、では区切りの良いところでまたお声の方を掛けさせて頂きます!主様も話の区切りにて他の館の主人様方と交代、とあらば宜しくお願い致します! )
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