語り手(スレ主) 2023-01-19 18:17:24 |
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(アーロンside)
>アナゼル、神々廻、大佛、All
(チリside)
>桔梗、All
【アーロン、チリ/ルメンクス(森)】
(アーロンside)
「なッ……!?」
不意に真横から声がした。隣を見れば、いつの間にか金の長髪で目付きの悪い、スーツ姿の長身の男(神々廻)が、自分に肩を組むような形で話しかけてきた。
アーロンは思わず目を見開き、驚いた声を上げる。
(……ちっ、死体に気ぃ取られてたせいか?全く気配に気づかなかった…しかし、何だこの男?雰囲気からしてただもんじゃねえ……この惨状の原因もこいつか?)
今まで様々な戦闘を経験してきた故か、この男の異様な雰囲気はすぐにわかった。いや、アーロンがただの素人だったとしても、この男がただの人間でないことは感じ取れただろう。
この男の様子と手に持っているハンマーを見て察するに、この惨状もこの男の仕業だと察し。
ふと、男の仲間らしき黒い服の女(大佛)が、もうひとりくると告げる。おそらく、仮面の男(アナゼル)だろう。
できるだけ対話で解決する。暴力は対話させるための手段。それが今のアーロンのやり方だ。なにより、考えなしに動いては下手したらこちらが危険……。そう思ったアーロンは、警戒心を持ちつつも、相手の目を見て口を開く。
「……俺はさっきこの森に迷いこんだばかりだ。ここがどこかは知らねえし、そこの死体になってるやつらとも面識はねえ。それから、ここに来るやつとはさっき会ったばかりで、名前すら知らねえ。ただ、あいつも俺と同じで迷ってるらしいがな…」
男が投げかけてきた質問にひとつひとつ答える。相手がこちらの答えに満足いかずに手を出してきたら……その時は武器である鉤爪を使うまで。そう思いながら。
(チリside)
相手に話しかけると、一瞬弓矢を動かそうとしていたようだが、敵意が無いのがわかったのか、腕をおろしてこちらを見る。
そして、出口まで案内するというこちらの申し出を受け入れてくれたようだ。
桔梗と名乗る彼女に名前を聞かれると、チリはにっ、と笑い、片手を上げていつもの調子で自己紹介をする。
「毎度!チリちゃんやで!気軽にチリって呼んでな!よろしゅうな、桔梗ちゃん!ほな、はぐれんようにしっかりチリちゃんについてき?めっちゃ危険な魔物がようさん出てくるから、気ぃつけてあるかなあかんで?」
自分の名を名乗り、よろしくと挨拶すれば、はぐれないようにしっかりついてくること、危険な魔物がいるから気をつけなければならないことを告げて。
(挨拶が遅れました!桔梗さんに絡ませてもらったのでよろしくお願いします!)
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