どういたしまして。もちろん、あなたが望むなら来年も再来年も……そのまたうんと先まで作ってあげる。( 口元に添えていた手を下ろすと真っ直ぐ相手を見つめながら深く頷いて ) ──さてと、そろそろ部屋に戻るわね。夜遅くにごめんなさい、受け取ってくれてありがとう。( 自室に戻ろうと立ち上がっては、服の裾を直しつつ相手に向き直ると柔和な笑みを向け )