匿名さん 2023-01-13 20:59:11 |
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【降谷 零】
苦手なことか…。それは、ぱっとは思いつかないが…苦手な奴ならいるよ。
( 紅茶を入れながら苦手なこと、と聞かれればしばらく考え込んで。勿論自分だって人間だし出来ないこともあるが、こうやって考えれば何でも満遍なく出来てきた方の人間だったと今までを思い返して。苦手なことは思いつかないが、苦手と聞いて頭にぱっと出てきたのは自分がこの世で最も憎んでいるあの男。先程ショッピングモールで出会った彼が恐らく自分の苦手とする人物である…ことは今はまだ確定ではないが、そう睨んでいる。2つのカップに蒸らした紅茶をそっと注いで彼女の元へ。ダージリンの良い香りが鼻をかすめる。)
【夏川 宵】
まぁ、一応この家には持ち込まないようにしてます。
任務のために借りた家なので、最低限の物しか持ってきてないんです。
( 珈琲を入れるのを手伝おうとしてくれる彼を制止し、座っていて欲しいと告げると手際よくコーヒーを入れて、2つのカップをテーブルの上へ。用意をしながら、部屋の中に書類がないことやシンプルなことについて触れられれば、ここは仮の住まいであるため、任務が終了すれば出ていく必要がある。そうなったときに色々と物があると大変になるので、荷物は最小限にしているつもりだ。「本棚の本は好きに読んでいただいて構いません、赤井さんも読んだことのあるものばかりかもしれませんが」と話しながら、自分も彼の横に座って。)
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