匿名さん 2023-01-13 20:59:11 |
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【安室 透(降谷 零)】
喜んでもらえたならよかった。
僕も久し振りにこんなところに出かけられて、いい気晴らしになったよ。
( 運転をしながら時折彼女の表情を横目で見る。嬉しそうに話す様子の彼女に、連れてきてよかったとほっと一安心して。思わぬ人物との遭遇はあったものの、久しぶりの外出に気分も晴れた。暫く車を走らせると、アパートの駐車場につく。彼女の元へ行くと手を取り部屋までゆっくりと歩いて移動して。鍵を開けて中に入ると、とりあえず彼女を椅子へと座らせてあげ、自分は台所へと向かうと「少しゆっくりしよう。紅茶をいれようと思うんだが飲むか?」と彼女に尋ねつつお茶を入れるポットとカップを用意して。)
【夏川 宵】
何もないですけど、どうぞ。
( 彼が車を停めたのは、自分の家の方。てっきり工藤邸の方に行くのだとばかり思っていたため予想外の出来事に少し驚くが、いつも工藤邸にお邪魔してばかりなので、たまにはいいかと了承して。玄関の鍵を開けると彼を中へと招待し。玄関の先にあるリビングの扉を開けると、ソファーにローテーブル、そして壁側には本棚がひとつ。緑や白を基調とした家具で揃えてあり、シンプルな中にも落ち着きがある部屋となっている。勿論公安の書類などは一切この家には持ち込んでおらず、本も小説ばかりが並んでいる。ソファーに座ってもらうと、なにか飲み物をと「コーヒーでいいですか?」と尋ねて。)
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