名無しさん 2023-01-07 19:41:57 |
通報 |
うん、……どういたしまして。そんなに喜んでくれるなら、キングズベリーに行った甲斐もあったな。
( 頬に伝う柔い感触と、穏やかながらも確かに感じる魔力の高揚に自ずと笑みが零れ。心なしか鉢植えも、彼女の手に触れて生命力を増したような。火傷してはいけないからと「ああ、急がなくていいよ」と言い継ぐことは忘れずに。紅茶を淹れる相手の背を見守りながら、一日の出来事を簡潔に伝え始め )
用を済ませた後、首都一番って名高い花屋に行ってみたんだ。店先の花は確かに綺麗だったよ。少し値は張るけど、完璧に手入れされていて──でも、君に似合うのはもっと別のものだと思った。
トピック検索 |