ふ…ろ…? (明日見に行こう、そんな嬉しい返答に顔を綻ばせ、待ちきれないというように彼の周りをぐるぐると。お風呂という聞き馴染みのない単語に首を傾け、不思議そうに彼の顔を見上げる。街に住んでいた頃は風呂代わりとして定期的に頭から水を掛けられていたくらいで、当の本人はその目的さえ分かっていないようで)