＿喰らいついて 〆

食べられたらデートできないだろって話。

( 結局どっちつかずになってしまった返答に呆れられれば、もう一度笑いながら上記を言い直す。まぁ、回答になっているかは再度怪しいが、とにかく駄目らしい。
そして、台の上に荷物を置けば、手を繋いでいるのをいい事に相手を隣へと誘導し、惜しいがそのまま手を離し袋の中身を取り出す。出てくるのは卵やひき肉に味噌など、よくみる材料が揃っていて。
服の袖を捲りながら、何を作るのかとたずねる相手へ自信満々にこう答える。)

俺お得意のハンバーグ作ってやるよ。
こう見えて料理には自信があるからな、楽しみに待ってな。




( / ありがとうございます！了解いたしました*
こちらこそよろしくです…！

そして、大変お待たせ致しました。
楓の過去に関する記述でございますが、こちらも大変盛り込んでおりますがすみません((

→中学生の頃までは母親と二人暮しだったが、所謂ネグレクト家庭で、暴力などは受けなかったがとにかく放置されて育った。それ故に早い時期から身の回りの事は自分でできるようになり、大人や身近な人を頼ることも無くなった。
高校に入学すると段々と悪い仲間とつるむようになり、最初は特に問題もなかったものの、進学するにつれて隠れて喧嘩等をする事が増えていた。
元々成績は悪くなかったため、ギリギリ地元から離れた大学に進学したが、そこでは喧嘩三昧の日々で、結局は大学も合わず遊び呆けるばかりで中退。今に至る。

人外に関しては、元々高校生の頃に人外が出てくるアクション漫画やアニメを見て、単にかっこいいと思ってハマりだした。
本人曰く、そこから気持ちが大きくなっただけだと思っているが、実際のところは、幼少期から相手にされなかった事や、喧嘩など都合のいい時のみ利用されていた経験から、関係性を築くのが下手な上に無関心で、自分以外の人間への苦手意識が大きい。
単純なもので、人間じゃない＝興味を持ってもらえる・相手にしてもらえると心のどこかで思っているのかもしれない。)