あら、そうだったの?…二人、でも、三人の方が楽しいと思わない? (意外そうに目を丸めながらも、二人がいいと言う太宰と、中原に視線を向けては眉を下げつつ、少しあわあわ。おねだりには弱いのだ。でも、折角の思い出なのだから三人で回りたい。「なら、二日目は二人で回りましょう?」と太宰の手を握り、)