…わ、ぁ、…ふ、ふふ、一寸、杞憂だったみたい、 (塩を投げつけ始めた芥川に、糸が切れたようにふっと柔く笑う。それを止めている二人にも、ついつい笑ってしまった。なんだか嬉しくて、暖かくて。笑いが止まらず、目尻に浮かんだ涙を指で拭っては、「そこまでやれば流石に居なくなったはずよ、ありがとう芥川くん。」と目を細めて)