そんなに言うなら手伝ってあげよう、貸しはトイチでいいよ (自信ありげに言って中原の隣に立つ、その太宰の手には七味が握られている。「ところで敦君、中也のはどれかな」と並べられたお皿を見て。嫌な予感がしている中島は「絶対に言いません」と首を振って頑なにして)