そうそう、ようやく行ってくれたからいいものの… (相手は絶対に信じると確信して言う。「その時はお願いします」と言ってる中島の手つきは危なげで。「私は気にしてないで続けておくれ」と気味が悪いほど満面の笑みで相手を見て。「まるで新婚さんみたいだねぇ」という太宰の頭を包丁の柄で叩く)