「それなら私と一緒に心中しようよ」(一旦は自殺のことを考えるのをやめて、膝の上に頭を乗せたままの状態で手を伸ばし相手の頬を撫でる。心中しようなんて言う彼の表情は穏やかで。「中也なんてどうでもいいよ、アレがお利口なんて考えられない」と拗ねたように言う。「どれだけ強くなっても意味が無いのだけどね」と少しだけ寂しそうに相手を見つめ)