死生契闊も程々に　〆

現月( げんつき )

20代後半の容姿、実年齢不詳 ／ 男性 ／ 半悪魔


性格:傲岸不遜、大胆不敵、自分勝手と対人関係に於いて致命的な三拍子を併せ持ち、性格に著しい難がある。そのくせ妙に人懐こい振る舞いをする面があり、生来の無神経さも相俟って他人との距離感が掴めておらず、そもそも距離感の概念が無い。寝起きを共にする相棒の入浴中に乱入し、激怒される事も屡々。当然反省は無い。監獄生活が長かったために現世に馴染まず、些か浮世離れした世間知らず。ありとあらゆる事に興味津々で、目を離せばあっと言う間に姿を晦ませ何らかの問題を起こして帰って来る。この世の常識という物が一切通用しない曲者。信頼を置けば情に熱い部分もあり、何より考え無し故の有言実行の精神が強いため相棒の身が危険に晒されると特に何の考えも無く身を挺す。清々しい程後先を考えない。見た目に反して恐ろしく感情のコントロールが苦手で、あらゆる感情の沸点が低い。感情に伴って力のコントロールも乱れるため、戦闘時有利に働く時が無くもないが、大抵の場合暴走し無駄な被害を生む。

容姿:鎖骨まで長さのある若干くすんだ白い髪を持ち、目元を覆い隠す長さのある前髪を払い除ける癖が付いてしまった程には邪魔に感じている。口元にはお世辞にも八重歯とは言い難い鋭利な犬歯があり、その他の歯も鋭く常人とは違った形状をしている。短く吊り気味の眉とアーモンド形の目。瞳が常人のそれとは違い、色素の薄いグレーに縦長の瞳孔。視線を向ければ自ずと不気味さと威圧感を与え、はっきりとした顔立ちも相俟って近寄り難い印象となりがち。183cmという長身でありながら猫背のため、背筋を伸ばせば驚かれる事が多々。程よく筋肉の付いた体にはあちこちに痛々しい傷跡が残り、それを上書きするように日々新しい傷ができる。基本的には組織からの支給品を大人しく着てやっているが、ネクタイは限界まで緩め、革靴も隙あらば脱ぐ。カッターシャツは肩甲骨辺りに切れ込みの入った特注品。家に帰ってくれば上半身は裸で居たがるが、場合によっては渋々Tシャツを着る事も。ボトムスには相棒に強請り組織から支給してもらっている柔らかなスウェットを選び、これをいたく気に入っているようで仕事に関わる時以外は四六時中履いている。
ちょうどカッターシャツの切れ込みのあるあたりから任意で羽根を生やす事が可能。蝙蝠のものとよく似た見た目をしているが、左右非対称で歪な形状をしている。身の丈と同等のサイズ。単なる移動として飛行する事ができて便利なのだが、基本的には怒られるので戦闘時くらいしか生やさない。

備考:一人称「俺」。二人称「オマエ・名前呼び捨て」。名前に関してはいつ誰に付けられたのか不明。そう呼ばれていたためそう名乗っているという程度の認識。一体いつ頃の事か記憶を辿れない程昔から監獄生活を送っており、様々な力の制限と引き換えに人間に従い悪魔を駆除するという命を受けた際には嬉々として応じた。一方で内に溜まる力を放出できない事に日常的にストレスを感じており、相棒としてタッグを組まされた自分よりも遥かに脆弱な人間に従わなければならないという事に対しても不満を抱えている。しかし徐々に相棒との生活に体が馴染んでくれば然程苦でも無く、本人なりに気を許し現状を楽しんでいる様子。
戦闘時に関しては悪魔を狩るという目的に盲目になりがちで、一般人への被害も辞さない縦横無尽な戦闘スタイル。使えるものは何でも使う上に戦闘時に限って規格外の力を発揮するため、電柱を引っこ抜いたり石油を積んだトラックをぶん投げたりも平気でする。最近は相棒に窘められ漸く多少は周囲を見るようになってきたが、暴走し出すと矯正前の戦闘スタイルが顔を出し始める。相棒以外の人間を生物と認識していないのではないかと思える程に配慮が無い。また治癒能力が恐ろしく高く、多少の傷ならば痕が残りはするもののすぐに塞がり体の一部が欠損しようと一週間ほど経てば元通りになる。ただし治癒能力は体内の血液量に依存するようで、過度の出血があれば補填ができずあっさり死んでしまう可能性もある。にも関わらず戦闘中はアドレナリンでも出ているのか痛覚が著しく鈍り、攻撃を受けようが基本はガードしなければ避けもしない。攻めに全振りしているので相手の攻撃は全てカウンターのチャンス。暴走すると本格的に動けなくならない限りは止まらない。


( / 此方も大変お待たせ致しました…！何もかもふんだんに詰め込んでしまいましたので、長くなってしまい申し訳御座いません…。異形化に関しても此方から提案したにも関わらず、色々考えているうちに文章で表せなくなってしまいちょっとした変化くらいになってしまいまして…不甲斐ない…。もし不備や疑問点、添削事項が御座いましたらご指摘ください！
それと祓魔師様のpf拝見致しました。想像以上に魅力的で興奮が冷めやりません…！片手間で撫でて頂けるなんて嬉しすぎて平常心を保っていられるか心配です…。お話の始まりを楽しみにしております！)