__20XX年、夏。高校の仲の良かった人達とプチ同窓会をしようと数年ぶりに再会し、1週間の旅行中。本日は船の上で朝を迎えるらしい。
しんと他の同乗者は寝静まった頃、私達は夜中に星を見ようと部屋を抜け出し外に出た。他にも同様にを見に来たのだろう、ぽつりぽつりと人影が見える。
懐かしい昔話に花を咲かせ暫くすると、穏やかだった天気は一変して強い風に雨。バランスを崩した私たちは一気に波に体を持ってかれてしまった。それを助けようとした他の人達も自然の猛威には勝てずそのまま冷たい波の中へ引きずり込まれていく。
真っ暗な視界の中必死に手を伸ばしたがそこで記憶は途絶え、目を覚ますと綺麗な砂浜が一面に広がっていた 。
いつまで続くか分からない無人島での生活の幕が開く。ーーーーーー
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