スレ主 2022-10-11 10:07:36 |
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【洋館/1F書斎/蒼井茜】
>ルキノ、ベン
(ジャキッ………と脳内で効果音と共に自分の方に向けられた…「銃」を視認する。蒼井にとっては、知識で知ってるだけの物であり、実際に見るのは初めてだ。ぞわっ……と背中から悪寒がした。あれで打たれたら、自分みたいな半ゴキブリみたいな奴でも死んでしまう。そう思うと迂闊には動けなかった。だが、ナイフを取り出した男(ルキノ)の身体にある、まるで魚の鱗、……いやあの子も、魚の鱗はあったけど違う。どちらかというと爬虫類に近い鱗を見た茜は、胸ポケットにある、何やら古そうな懐中時計を出して)
「…………あなた、怪異でしょう?とほけても無駄です。」
(と警戒心を丸出しにルキノに接触して。銃を打たれたとしても、このいまいましい自分の力……つまり、七不思議の怪異の力、具体的には時間を止めるこの力が助けてくれるに違いない。怪異に推測される男性(ルキノ)から見て、恐らく境界内と考えて。キリッと歯を噛み、震える足をどうにか隠し、外側に何かがいるのを感じとるが、いまは目の前に集中して)
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