預言者 2022-09-28 18:29:55 |
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>>27 朽葉様
(/プロフィールのご提出ありがとうございます。神秘性と幼い無邪気さの対比が演出するアンバランスさが大変魅力的です!不備などございませんのでこちらのお嬢様で登録させていただきます。また、他の参加者様が物語へとご登場するまで少しお待たせするかと存じますので、朽葉様宛てにNPCをご用意いたしました。物語が開始されるまでの間、彼の問をお楽しみください。)
(断崖にくり抜かれた洞窟:腐りかけの身体を持つ青年)
……
(あの最悪の日から幾年もの歳月を経ても、未だ襲い来る災禍の荒波は容赦がない。腐食した木々の流れから逃げ延びようと必死で走った道の先、グラグラと揺れる地から投げ出された身体は、突き出た崖の先のスペースに引っ掛かかり、一命を取り留めた。けれども強かに打ち付けた背を介添えする者があるはずもなく、動けない身体を呪いながら迫りくる死を待つばかり。ああ、終わりにしてくれないか。この身体も、この世界も、もう何もかも要らないから。天も仰げぬ芋虫のような姿勢のまま、背骨に走る痛みに耐えて。唾液で湿らせた唇が風のうわさで聞いた神の名を呼び、「…終わりにできるなら、この災禍を何故終わらせない…?」その手に握る尖った石で、地面にこう書いた。)
『もう二度と生まれたくない』
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