鍔 2022-09-23 23:31:31 |
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( 万人に伝わるであろう落胆は主も予想に難くなかったようで、「抗議は受け付けます」との伝言を預かってはいるが、……まあ、正直に伝える必要もないだろう。意気阻喪とした様子を他所に、和気洋々と集まってくる短刀のために腰を屈める。きみは買い出しだろう、そういえば主が呼んでいたよ、と短く連絡事項を交わす中、潮垂れた監査官の姿をちらと横目で窺ってから「あくまで簡単に当番の内容を覚えるだけだから、配置換えはないよ」と訂正を。正式に内番に参加するわけではないのだから、全ての業務を早く呑み込んでくれさえすれば互いに早く終わるのだ。尤も、あの様子では何日かかるか分からないが。はぁ、と溜息を一つ吐き、背を伸ばして振り返る。「……きみは暫く出陣が多くなるそうだから、まずは馬の世話辺りが妥当かな」言い終えるや否や、「破敵剣さん!」と、少年の高い声が上がる。
ぴょこん、と跳ねた桃色の髪が視界の端でちょこまか動き、秋田が大きな瞳を爛々と輝かせて距離を詰める。「僕も今日は馬当番なんです!一緒に行きましょう!」初日から興味津々だった分、近付ける機会と知って抑えが効かなくなったのだろう。直後、あー!と羨ましげに上がる声。「ずるーい!」「僕もあとで厩舎に遊びに行ってもいいでしょうか」「馬じゃなくて畑からにしない?」と本人を置いて賑やかな取り合いが始まる。初日と違い、彼らの言動を窘める理由もない。短刀に囲まれる姿を一歩下がって俯瞰し、微笑ましく思いながらも口許を苦笑に歪めて )
(/ わ~んありがとうございます;;特も極も甲乙つけがたいそれぞれの良さがあって、ああやはり最推しだなあと数日しみじみと実感しています。主様もどこかの沼にずぶずぶ嵌って更に狂えるようお祈りしています!ひとまず興奮も落ち着いてきましたので、破敵剣さん推しに戻りますね~!展開のご相談等がなければ背後会話はスルーしてくださって構いません◎長らくの乱文失礼いたしました! )
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