匿名さん 2022-09-06 09:49:48 |
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はい!お気遣いありがとうございますわ!
……って、セセ、セシル様!?それとなくって何ですの!?絶対そういった目で見られるじゃありませんのー!!
( 鼓舞を受け、反射的に笑顔で返事を。しかし次いでの言葉にこれまで以上に慌てる様子を見せて。メイド達からすれば、仕えている主人夫婦の世話は当然であり、いつかは後継ぎもという事を考えていない訳ではないだろう。なので恥ずかしがるほどの事では…と考える者も多いはず。だが良くも悪くも初心な本人には、いかに普段から身の回りの世話をしてくれて信頼のあるメイドといえど他人は他人。距離が近しいゆえに、そういう事を知られるのは恥ずかしくて仕方がない。ましてや皆優しいので、それもまた恥ずかしさを助長していて )
なるほどですわ!
セシル様とご一緒できるなんてとっても楽しみですの、お手柔らかにご教授お願いいたしますわ!
( 参加の意を示す彼の言葉に顔を綻ばせて。彼と共に、健全的な意味での運動が出来るのは初めてではないだろうかと考え。じっとしているのが苦手な自分の性格は分かっており、こと体を動かすことに関しては本当に楽しみなのだ。ここにゼノやチャールズ様がいればそれとなく、ジョアンナ様がいれば察知したうえでやんわりと助言をし、且つ彼に向けて多少の棘は飛ばしていたかもしれない。これまでも愛しい夫の言動を疑う事なく、純粋過ぎるがゆえに気付いた時にはすでに彼の手のひらの上という事実が多々あって。もちろんこちらが嫌がる事をしてくる訳では無いので、あくまでも恥ずかしさが限界突破するだけなのだが、彼はそれも楽しんでいるのだろう。相手の優しげな笑顔に、同じくにっこりと満面の笑顔で返し )
……はっ!い、いえ、今のはたまたまですの!
以前セシル様が止めてくださいましたし、実際にお呼びした事はありませんわ!心の中ではたまーに呼んでみたりなんてしておりません!
( 国王と自らの父をはじめ、夫とクールガン様たちは王族と側近の関係として、他国よりは砕けているのではないかと思われる。しかしそれに疑問を抱いた事はなく…というより本人は気付いていないだけかもしれないのだが。双方の間でどんなやり取りが行われていたとしても、そしてそれに対して彼が心の内でツッコミを披露していたとしても、「仲良しこよしですわね!」と思うだけて済むのだろう。そんな中で言えばクールガン様はとても冷静で、それこそ理想の側近の形なのかもしれない。年上で遠縁にも当たる彼を尊敬しているからこそ、憧れた兄という像を当てはめてみたくもなるわけで。しかし諸々の事情から兄呼びは諦めたのだが、心の中でこっそり呼んでみたりして楽しんでいるのは秘密。…だったのだが、つい口をついて出てしまったそれに対し、隠せない本音混じりで必死に弁明を。目の前にいる彼の笑顔が黒く見える気がしなくもない。顔を青くさせながら、あわあわと早口で捲し立てて )
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