匿名さん 2022-09-05 03:30:03 |
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そ、そうそう!さっきメリュジーヌと話してたんですよ!陛下がかっこよかったって!
(ぴくりと反応していたところを女王はめざとく捉えていたらしく、その動作を訝しまれていると妖精騎士と交わした約束を果たすために、なるべくバレないようにメリュジーヌからのフォローに話を合わせて。しかし、客観的に見ればあからさまに不自然な話の切り方であり、それも相手が妖精眼持ちの女王となればすぐに看破されてしまうだろう。そうならないように「エネミーをバンバン倒しているのに、俺が危ない時もちゃんとフォローしてくれて、とても頼もしかったです。」と、相手をおだてて気を良くしようとして。こちらの言葉に女王も気を良くしたのか得意げにふふんと表情をやわらげているところを見るとどうにかなりそうだと安堵して。)
『例え微小なものでも全身全霊を持って解決に臨むべきです。わが夫に何かあってからでは遅いのですよ。』
(どうやら次のレイシフト同行権も他に譲るつもりはないらしく、部下である騎士からの具申に、女王は毅然とした態度で切り返す。こうなってしまうと次のレイシフトも女王の活躍で終わってしまうだろう。しかし、先ほどメリュジーヌと交わした約束を守らねばと意識をはっきりと保てば「お言葉ですが女王、次はカルデアで待機していてほしいのです。」と、多少畏まった口調ではっきりと意見して。その事が面白くないのか、女王は表情を険しくしては『何故です。』と小さく、しかし重くのしかかる、威圧されるかのような言葉を呟かれ。)
俺は女王の夫です。であれば、レイシフトから帰ってきたときには妻に迎えてほしいのが夫というものです。
(と、初めて、こちらからもはっきりと二人の関係を夫婦と呼称してはそれっぽい理由をのたまって。「夫が帰ってきたときに、暖かい食卓と家庭が迎えてくれる。これこそ夫婦の形ではないでしょうか。」と、その後も二人のことを夫婦だなんだと適当に理由づけていると女王にとっては不意打ちだったのか、ほんのり頬を赤らめており、『そ、そうですね…。わが夫がそう言うのであれば、私も考えを改めなければなりません。』と満更でもないらしくだんだんと懐柔されていき。)
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