匿名さん 2022-09-05 03:30:03 |
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(相手の希望通り、今設定できる中で最高の難易度、そして相手にとって不利な相手のシミュレーションを設定した。しかし、そんなこと知ったことかとばかりに仮想エネミーを次々と一撃で仕留めていく相手にぽかんとあっけに取られながらその様子を眺めて。たかがシミュレーション。だが実戦よりはいくばくか厳しい内容のはずだがそんなことをものともせずにものの一分でプログラムを終えれば、第六異聞帯、アヴァロン・ル・フェでよくもこのようなサーヴァントを相手にできたものだと思い、少しばかりの恐怖と大きな頼もしさを覚えて。これでまだ本気を出していないのだから、妖精國のサーヴァントは本当にそこが知れない。こちらの元へと歩み寄り、笑顔を浮かべながら感想を求められると気を取り直しながら「やっぱりすごいなぁ、メリュジーヌは。」と、きめ細やかなの白磁のような肌の頬についた土埃をハンカチで拭ってあげながらそう言って。「とても頼もしくて、カッコよかったよ。」と、先程、モルガンに対して少々の対抗意識を漏らしていたのをめざとく捉えていたのか、陛下にも引けを取らない戦闘だったと讃えてはこのままおだてて、相手の言うご褒美を有耶無耶にしようと画策しており。)
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