匿名さん 2022-08-22 14:39:33 |
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ふ、これくらい当然だ。暑さで君が倒れたりなんてしたら僕が迷惑だからな。
(迷惑なんて口にしてしまった。僕は御狐神くんの優しさに甘えているのかもしれない。手紙やメールでなら素直になれるのに何故口にするとこうも上手くいかないのだろう。それでも優しいと言ってくれる彼には感謝の他ない。..また何かお礼の品を持っていくべきか。いやでも何と言ってお礼の品を持っていくんだ?! そもそも僕が深く考えすぎているだけで御狐神くんは今の僕の態度に何も思っていない可能性だってある。それなのにお礼の品なんて持っていったら鬱陶しいと思われないだろうか。
考えれば考えるほど頭を悩ませるばかりで好ましくない考えが浮かべば首を左右に小さく振り、心の内で自分に自らダメ出しをして。
そうこうしているうちにエレベーターの目の前に到着して。朝食のメニューについて尋ねる彼の質問に「嗚呼。よろしく頼む」と短く答えると同時にエレベーターに1歩足を踏み入れて乗り込む。エレベーターという狭く何も無い空間の中だと彼の姿を見る他することが無くなる。変態という言葉が相応しいような男だが、その容姿はいつ見ても美しく魅了されてしまうものであり。これが僕の恋人...なんて考えていれば、とくんと鼓動が高鳴り。また不整脈か!と頬を赤らめれば自分の服の裾を静かに両手で握りしめ早くラウンジに着けと願いながら動悸が治まるのを待って)
(/本当ですか!お気に召されたようで大変嬉しいです。お気遣いありがとうございます。こちらもお互い今のまま続けて行ければと思います。)
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