匿名さん 2022-08-21 15:03:38 |
通報 |
……あ……。
(夜を舞う光点を追い掛け、辿り着いた先はダイニング。歩調を緩めて暖色の明かりのかすかに洩れるそこを覗き込めば、忍ぶ暇もなくやや重たげな瞳と視線が交わり。朝靄のような気怠げな空気を纏っていた主人の面様が見る間に驚愕の表情へと移り変わるのと、見つかったばつの悪さから自身の声が頼りなげに揺れたのはほぼ同時で。入口付近に立ち尽くしたまま取り乱した様子で立ち上がった相手を見上げ、懸命に言葉を探すも口は薄い半開きの状態から動くことはなく。しかし主人から当然の問い掛けがあれば黙りこくっているわけにもいかず、一度唇を引き結んでは前方の床へと目を落とし。何でもないと首を振ることも相手の推測に便乗することも可能な状況の中、包み隠さず真実を口に出したのは彼の声を耳にした際に小さく灯った安堵感のせいか、物言わずただ夜闇を照らすキャンドルの火がいやに神聖に映ったせいか。自らの指先を軽く握ると、怖い夢を見て眠れなくなっていた、という内容が内容であるだけに少々言い淀みつつ、告解でもするかのように静かな声音で経緯を語り。ぼんやりと幽霊のように浮かび上がる僅かに憔悴の色の残る面貌と心細げに揺れる瞳も、それを言外に示すだろうか)
少し夢見が悪くて……、目が冴えていたところに、水精霊が部屋を出て行くのが見えたので……。
(/当方が気に掛かっていた点はどれも問題なかったようで安心いたしました……!これまでに、もしくはこの先、展開や描写、提供の動かし方等について何か気になる点がございましたら、ご指摘の程よろしくお願いいたします。
主様のロルに関しましても、此方から気になる箇所は一切ございません。時にハードボイルドに、時に詩的に紡がれる文章にはいつも勉強させていただいております!それでももし何か主様の方でご不安に思われている事柄がございましたら、ご共有いただければ不肖ながらお答え致しますので……!特に無ければ此方は蹴っていただいて大丈夫です。引き続きよろしくお願いいたします……!)
トピック検索 |