匿名さん 2022-08-21 15:03:38 |
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(予想外の怒気と共に胸元へと人差し指が突き立てられれば、今まで一文字に引き結んでいた唇をぽかんと薄く開いて呆気に取られ。起き抜けに喉元へ杖を突き付けられた朝方を彷彿とさせるも、先刻と違うのは主人の意識が明瞭であることと、それが自らの発言によって引き起こされたのだということ。一体何が逆鱗に触れたのかも判然としないまま、唸るような低い声で凄まれればその内容を吟味する暇もなく神妙な面持ちで頷き。元より反抗する意思もなければ反抗できる立場でもないが、頷いた後にその恫喝にも似た口述をなぞれば、自身に恩恵こそあれ一つの損害も苦もない内容に更に混乱は深まるばかりで。しかしながらこれ以上の問答は主人を刺激しかねないとの防衛本能が働くと、不可解には一度蓋をして〝身分も忘れ〟〝健やかに過ごして〟〝手を無用に煩わせない〟と愚直に反芻し。それに則した具体的な身の振り方は追々考えるとして、今はこの場を収めることが先決。とはいえ、相手の心情を汲み取る技量も宥める言葉も持たない自身に残された選択肢は黙して成り行きに身を任せることのみで、絵本を読み聞かせられる幼子が物語の行く末を固唾を呑んで見守るように、主人の顔を微かな表情の変化すらも見逃さぬよう注視して)
(/展開の流れ、ミシェルの背景設定ともにご検討・ご承諾くださりありがとうございます……! 苦手要素等が含まれていないようで安心いたしました。いつも温かく受け止めてくださるおかげで、些末なことでも臆せずご提案させていただいております! また悪夢後のホットミルク展開を(2)の後半に差し込むという進行についても大賛成です。むしろそんなに欲張ってしまって良いんですか……?というくらいの気持ちですので、折を見てそちらに移行させていただきますね……! 少し話は変わりますが、展開は(2)からとして、場面転換後の初回はどちらから始めましょうか? ミシェルが体調を崩すということで此方から始めた方がスムーズに進むのなら此方から、状況設定等を主様に整えていただけるのならご厚意に甘えたく存じますが、現時点で何かイメージされているものがあればお聞かせ願えますと幸いです……!)
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