俺もまたお前に会えて嬉しいぞ、泊進ノ介。お前は俺の「友達」だからな。 (歩く度に紙袋の中で小さく揺れるケーキを気にしつつも、真っ直ぐな視線を相手に向けて答えた。自身を超進化まで導いた相手、そして初めての「人間の友達」である相手のことは少なからず他のロイミュードの友達よりも大事に─親友程度には思っているようで、相手に向ける眼差しは真っ直ぐではあったが、普段よりはどこか柔らかく穏やかに見えて)