嫌だ。ブレイブ、お前を見てると心が躍るんだ。 (思った通り、相手が普段浮かべる澄ました表情が頼りなく歪む様は妙に心が満たされるような気がした。強く突き放されて一瞬ふらつくのも構わず相手の近くまで歩み寄ると相手の顎に手を掛け、無理矢理持ち上げて自分の方へ向けるといつも通り、無邪気極まりない笑みとあっけらかんとした声色で「じゃ、またな」と手を振り、例のごとくオレンジ色の粒子に変化して消えてしまい)