…な~んだ、さっきは可愛かったのに。 (すっかりいつもの調子を取り戻したらしい相手を見つめ、そう言うものの表情はいつものままで言葉程落胆している様子は見受けられない。寧ろ自身の首筋に深々と残る噛み跡を気にしているようで、傷痕に手を遣りながら「…あー…これどうしよ。」と小さく呟いており、手近にあった救急箱からガーゼを引き寄せてその傷痕に押し当てていて)