ビギナーさん 2022-08-20 17:26:05 |
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…っ…
(相手と同じように首筋へ走る痛みに少々眉を顰めるものの、相手の身体に目立つ自身で刻んだ無数の傷痕に目線を落とすと、また煽られたように息を呑む。相手からの呪いにも似た言葉に口元を歪め、指先を妙に艶っぽく見えるその唇へ伸ばして「…ふ…神のお気に入りとか光栄~。」と笑ってみせた。唇の形を確かめるように柔らかくなぞった後は自分の肩口に戻し、噛み跡からじわりと滲む血液を纏わせるとそのまま相手の唇へ持っていき、その次は相手の肩口に指先を這わせ、血液を掬い取るとその指を自らの口元へと見せつけるようにゆっくり運んで)
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