常連さん 2022-08-04 22:21:56 |
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……梟?( 扉が開く音が聞こえた途端顔は音の方へ。足音が聞こえず不気味になり扉を一点に見つめ、足音ではない違う音がゆっくり近付いてくる。暗闇で姿はわからないが鳴き声から鳥だと認識、音はその鳥の爪の音と分かるなり安心と共にやっと息を吐き出して。至近距離で鳥の正体が梟だと認識、そっと太腿の上に乗せると梟を観察する。瞳の色が翡翠色だったことから昨日助けてくれた人のことを思い出す。彼も同じ翡翠色した瞳で綺麗であったと思い出し、目尻を下げて笑うと優しい手つきで胴体へ触れながら話しかけてみた )迷子の梟さん。私ね、あなたと同じ瞳の色した人に昨日助けられたの。あの人は梟と人間の間に産まれたのかしら。
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